InterView01 Chris Lee[Asylum] from Singapore
シンガポールには、ショッピングセンターもたくさんありますので、ブランディングデザインの仕事もたくさん手がけました。しかし、このような仕事ばかりしても胸の興奮は覚えません。そこで、パーソナルなプロジェクトを自分でしようと考えるようになったんです。もっと人々の気分を発揚させるような、興奮してもらうようなスペースをつくろうと考え、とてもチャーミングな小さな路地に、事務所をつくりました。

このスペースは、ショップです。ファッション、本、音楽、アート、いろいろなものを売ることにしました。いろんなアーティストにも声をかけて、コレクションを展示してもらうスペースも用意しています。

下の写真はサウンドアーティストの作品です。お碗の中にお水が入っていて、通ると音が勝手に流るというものでした。氷の作品もあったのですが、すぐに解けてしまい大失敗で。溶けた水が地下の私たちのオフィスに入ってきてしまい、大変でした(笑)。

ここでは、展覧会の企画も行っています。これは、ダイエットチェアで、右の下に体重計がついているというユニークな作品です。ショップでは、デザイナーの方々にトークをしてもらうこともあります。過去には、本日のトーク会場にいらっしゃる、香港のデザイナー・ジェイヴィンさんにもご出演いただきました。これは2006年の写真です。

自分のお店なので、バッグやTシャツなどオリジナルの商品もつくっています。これは、ひとつのTシャツを2倍に売るというアイデアで、別々の前身頃と後ろ身頃がひとつになっています。


デザイナーたちは、あまり本を読まないと常に批判されることがあります。そこで、非常に賢そうに見える装丁のデザインブックをつくりました。だけど、中身は、真っ白です(笑)。これをもっていると、かしこそうに見える装丁です。


これはCDケースとペンシルケース。


また、チョコレートが大好きなので、チョコレートショップもはじめました。ナッツ、エキゾチックなフレーバーだとチーズ、ペッパー味など、100種類のフレーバーを用意しています。東京、上海、ロンドンなど、都市ごとにイメージしたフレーバーもあります。東京は、桜フレーバーです。





今では、シンガポールに3店舗あるのですが、自分で経営していると、ひとつのコンセプトに基づいて、すべて自分でデザインできるということできるのが楽しいですね。プレートもTシャツもWEBサイトもすべてデザインしました。WEBページは、急いで読まないとチョコレートが溶けてしまって、読めなくなるというようなコンセプトです。このプロジェクトは、非常に成功していて、いろいろなメディアにも取り上げられ、紹介されました。








